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綾辻行人ほか「見知らぬ私」角川ホラー文庫

 地元の古本屋で見つけた一冊。発行は11年前、1994年という古い本だ。綾辻行人・鎌田敏夫・鷺沢崩・篠田節子・清水義範・高橋克彦・松本侑子・森真沙子の八人が書いた短編を収録した、アンソロジーにあたるものらしい。僕はその中の二人くらいしか名前を知らなかったが、前々から綾辻行人の作品に興味があった。おまけに値段を訊いてみると100円だったので、購入に至る。感想としては――並かそれ以下。駄作と秀作が入り交じるのは、アンソロジー本の宿命なんだろうか。ともかくも、玉石混淆といった感じ。 ...クリックで展開
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カシュウ・タツミ「混成種―HYBRID―」角川ホラー文庫

 第一回日本ホラー小説大賞の佳作受賞作と書いてあったので買った。第一回目は大賞受賞作がなかったと記憶していたので、佳作の作品がなぜ大賞受賞に至らなかったか、その理由も気になって読んでみた。読んだ限りでは、まぁ面白い。面白いが、やはり佳作止まりだったと感じた。個人的にSF色が強いのは好みだったが、後半部分がイマイチまとめきれていない。それらのマイナス点を差し引けば、やはり佳作という評価は正しいのではないかと思う。 ...クリックで展開

ラリィ・ニーヴン「太陽系辺境空域」早川書房・ハヤカワ文庫SF

 地元の古本屋で200円という大金を出して買ったこの本。同著者の「無常の月」が最高に面白かった事を受けて、読んでみた。どちらも同じ1979年に発行された本だが、「無常の月」は著者の第三短編集であり、本書は第二短編集にあたるらしい。よって、デビュー作も含めてやや荒削りな部分が多く、先に読んだそれよりも作品の完成度が下がるのは仕方ない事なのかもしれない。短編集という性質上安易に評価は出せないが、総じて言えばまぁまぁだった。 ...クリックで展開

FFVII ADVENT CHILDREN

 アドベントチルドレンを見た。巷じゃACって略すのが流行ってるんだろうか。言われるまでそんなものがあった事自体忘れていたが、たまたま見る機会があったので、見た。ちなみに僕はFF7をクリアしたし、FFシリーズ自体好きだ。ゲームも好きだ。だから色眼鏡で評価する事になるかもしれない事を最初に断っておく。 ...クリックで展開

森村誠一「人間溶解」角川ホラー文庫

 自選恐怖小説集、と銘打ってある。8年前に発行されてはいるものの、収録されている作品はどれも昭和の時代に雑誌掲載されたものらしい。ハッキリ言うと面白くはなかった。がユニークではある。直接的な面白さよりも、裏表紙の紹介にある「日常の中にある、なにげない恐怖が滲みでる」という話そのものなのだ。僕はそういう話が好きじゃあない。しかし上手いとは思う。そして発表された年代を考えれば、そんなに昔からそれだけのモノを書ける、というのは逆に凄いと感じられるものがある。 ...クリックで展開

人狼BBS、そのRPGというジャンル

 人狼BBSのログを少し読んだ。基本的にゲームマスター(以下GM)のいない騙りTRPGって感じなんだろうか。僕はTRPGやった事ないけれど、こういう頭を使う遊びはすごく良いと思うよ。正直人格をロールプレイ(以下RP)する面白さは理解できないが。さて、僕にそう言わせる人狼の面白さとは何だろうか。やった事がない人間なりに考えてみた。

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台風をファーストネームで呼ぶ

 今度の台風の勢いはすごかったみたいですね。台風14号はカトリーナ以上だとか何とか。そういえば、アメリカでは台風に名前をつけるそうじゃないですか。アメリカにいた頃はニュースなんて見なかったので知りませんでしたよ。という事で考えてみました。 ...クリックで展開

ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」新潮文庫

 僕は、面白くない本に対しては途端に集中力と読む速さが落ちる。つまり何が言いたいのかというと、読むのに時間がかかった。よって、面白くなかった。もっとも、僕は文学作品に面白さを見出せない人間なので、この評価はアテにならない。純文学とはむしろ社会風刺の一端を担うジャンルなのではないかと、最近では疑惑を抱いているくらいなのだから。 ...クリックで展開

森真沙子「真夜中の時間割―転校生2― 」角川ホラー文庫

 僕は共学校に対するイメージが希薄なので、世間一般的な高校像が知りたくて購入してみた。が、あまり得られるものはなかったように思う。これは読んだ後に気づいた事だが、どうやら同著者の「転校生」角川ホラー文庫、の続編らしい。古本屋で本の古さを意識せずに購入したためだろうが、それを差し引いても、この本はつまらなかった

 確かに、これと同じレベルのものを書けと言われて、僕に書けるかと考えたら考え込んでしまう。書けるかもしれないが、多分書けないだろう。試してみる気も起こらない。それでも、そんな考察は無意味だ。とにかく、消費者的見地で言えば金を出す価値はなかったし、生産者的観点から言っても真似するに値する部分はなかったように思う。 ...クリックで展開

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